Jaeger-LeCoultre Center second【H-2214】

ジャガールクルトのSSケース、手巻き時計です。

32.5㎜の少し小ぶりな径のステンレス製ケースのモデルで、ベルト幅は16㎜

当時のルクルトの腕時計では16㎜のベルト幅がよく採用されていました。

レベルソやメモボックスなどギミックのある時計を得意とし、奇抜なことをしつつもしっかりとデザインをまとめてあるメーカーです。

全アラビア数字の夜光インデックスの外周にミニッツトラックのプリント

針はひし形の夜行針に、細かなデザインが施されたブルースチールのセンターセコンド秒針

同じキャリバーを使った同型のケースのモデルでもダイアルデザインにより長短針の長さを変えるなどしています。（ミニッツサークルが内側に来るものは、そのミニッツサークルに合わせて短くなっています。）

ダイアルには経年による劣化と傷があるものの、落ち着いたヴィンテージらしい雰囲気が魅力的な一本です。

ムーブメントはルクルトらしいブリッジの切り方のP.478　インカブロックなどとは違いますが、耐震構造が組み込まれており、お使いいただきやすいムーブメントです。

バセロンに供給していたムーブメントと基本的な構造が同じで、安定感のあるムーブメントです。