ストックリストにIWCのCal.88をアップしました。
IWCはついついスモールセコンドばかりの入荷となってしまいました。Cal.89に比べ88は少なく、コンディションの良いものを探すと意外と見つからない存在になっております。
センターセコンドに比べ構造がシンプルで、懐中時計の時代の雰囲気を残しています。
分割ブリッジといって、4番社とガンギ車の受けがそれぞれ独立しています。
一枚の受けでで2番/3番/4番/ガンギを受けるタイプの時計もある中、製造の手間もコストもかかる分割ブリッジは技術力の高いIWCの意地を感じずにはいられません。
腎臓型のヒゲ持ちも高級機ならではのクォリティーですね。
シンプルですが、そこがまたIWCらしくドイツ語圏の時計メーカーならではなのだろうかと考えてしまいます。
アップライドインデックスや針のクォリティーも高いのでしっかりとした高級感はありつつ、シャツに綺麗に収まり嫌味にならない使い勝手の良さも、魅力の一つです。
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