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IWC Cal.83 inca ホワイトダイアル
1940年代のIWCの手巻き時計です。
スモールセコンドキャリバーCal.83に耐震装置のインカブロックが装備されたCal.83 INCAタイプを搭載しています。
文字盤のスモールセコンド内にもINCAのプリントとムーブメントのテンプの横にINCAと入り、耐震装置が普及し始めの時代を感じます。
ケースはSS製の2ピースケースで、裏蓋にムーブメントをはめ込んでからラグの付く本体に取り付ける仕組みです。
ケース径が35㎜(リューズを除く)あるのが当時のCal.83搭載モデルでは珍しく、しっかりとした存在感のある時計です。
マットなホワイトダイアルに、エンボスによるアラビア全数字で、数字は上面が金色となっています。
針はリーフハンドと呼ばれる曲線やふくらみの美しい形状です。
1時あたりの縁や全体的にやけはみられるものの、ヴィンテージらしい雰囲気が大変魅力的な一本です。
リューズの形状も当時の非防水ケースモデルでよく採用されていたIWCらしい形状です。
ムーブメントはコートドジュネーブの美しい当時のIWCを代表するCal.83の耐震装置付き。この数年後にはCal.89/88に移行しますので、耐震装置のついたCal.83 は実用面と、繊細なつくり両面を併せ持つ、非常に完成度の高いムーブメントです。
分割ブリッジもさることながら、89/88では角穴車や丸穴車がブリッジの上面に配置され組みやすさが重視した作りですが、83はブリッジの下に配した伝統的な作りを採用しています。古典的な作りのムーブメントに、普段使いにうれしいインカブロック(耐震装置)の組み合わせはオールドインターの魅力を普段から楽しむのにはとてもいい時計だと思います。
- メーカー名
- IWC
- モデル名
- ホワイトダイアル
- 品番
- 製造年代
- 1940年代
- ケース径
- 35㎜
- ラグ幅
- 17.5㎜
- ケース材質
- SS
- ケース仕様
- スナップバック
- キャリバー
- Cal.83
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