ジャガールクルト　cal.P478 センターセコンド【H-2653】

1950年代のジャガールクルトの手巻き時計

33.5㎜のSSケースモデルです。裏蓋はパッキンの入るスナップバック。

ラグ幅の16㎜は当時のルクルトが多く採用しているベルト幅です。

ホワイトの文字盤はうっすらとやけがあり、9時と10時の間付近には短針の夜光による変色がみられます。

全アラビア数字の夜光インデックスの外周にミニッツトラックがプリントで描かれています。

針はひし形の夜光タイプで、オレンジに焼けた夜光がよりビンテージらしい落ち着いた雰囲気となっています。秒針の形状が印象的な形状で、このモデルの特徴でもあります。

ブルースチールタイプですので、白いバックにきれいにブルーが映えます。

搭載されるCal.P478は当時のルクルトの手巻き時計ではメインキャリバーの一つで、バセロンのロワイヤルなどに使用されたムーブメントのベースです。

角穴車が受けの下に来る古典的な設計に、イチョウの葉のような2番受けが独特です。

テンプは画像だと可動中の為ちらネジが見えませんが、ちらネジ付きテンプに、平ヒゲの組あわせです。シンプルな設計で、メンテナンスもしやすい時計です。

耐震装置も備わり、普段使いしていただきやすいスペックなのも魅力です。